熊本・福岡18店舗に導入
ミリーヴグループの明和不動産(熊本市)は15日、自社グループの管理物件を対象とする賃貸仲介事業において、契約業務のデジタル化サービス『cakel(カケル)賃貸』を熊本・福岡の18店舗で導入した。
『cakel賃貸』は電子署名『DocuSign(ドキュサイン)』などを活用し、不動産賃貸借契約のデジタル化する自社ブランドのサービスとして展開。今後、他社への販売も見込む。
これまでの仲介事業では、顧客は来店から契約までに複数の書類に記入、押印が必要だった。『cakel賃貸』では、来店時のアンケート、入居の申し込み、賃貸借契約、家賃債務保証会社への申し込み、重要事項説明、賃貸借契約の一連の手続きがタブレット端末などのデバイスで完結する。複数の書類に記入が必要な住所や連絡先などの情報を何度も入力する手間を省くことができる。