セミナー三本立ての勉強会に220名が参加
がんばる家主の会(大阪市)は7日、勉強会と懇親会を大阪産業創造館で開催した。
220名が参加した。
3部構成で、電気通信会社やDIYを得意とするオーナー、司法書士の3名の講師を招いてそれぞれがプレゼンを実施した。
特に注目度が高かったのは、福岡県宗像市などで17戸を所有する赤尾宣幸オーナーだ。
「DIYで本物を作って長期入居」をテーマに、自身のDIYノウハウを紹介した。
物件にどのような世帯・年齢の人が入居するのかを考え、ストーリーを明確にして実施することや、DIYが家族や仲間との交流を生むことなどを、自身の体験をもとに語った。
赤尾オーナーはDIYした物件の入居者に、住んでみて快適な点や不便なことなどを直接ヒアリングしている。
その内容を次のDIYに生かし、満室経営にもつながっていると秘訣を話した。
同会の松浦昭代表は「近年、大阪ではDIYがブームになっている。実践しているオーナーの生の声は、やったことがない人にも興味を持ってもらえるテーマだと考えて招いた」と話す。
来場者からは、「DIYを通じてコミュニケーションを取るという視点を、自分の物件でも取り入れたい」という声が上がった。