ストック型ビジネスも重視
不動産フランチャイズを展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は賃貸管理・仲介分野での事業拡大を目指す。8日、都内で2018年6月期第2四半期決算の説明会を行った。
売上高は前年同期比11.1%増の95億3200万円、営業利益は同38.7%増の8憶8800万円、四半期純利益は同40.3%増の5億100万円で増収増益だった。第2四半期の累計業績として売上高、利益ともに過去最高を更新した。通期予想は売上高1.8%増の171億4600万円、営業利益は同28.4%増の16憶300万円、純利益は24.7%増の9億2000万円と大幅な増益を見込む。
フランチャイズ事業の累計加盟店舗数が17年6月の468店から18年6月には573店になる予定で売り上げをけん引した。自宅を一度売却した後に、賃貸住宅として住み続けられるハウス・リースバック事業も好調で、月平均25.2件を契約。保有件数626件、保有総額89億円と着実に実績を積み上げた。保有物件の44.2%は首都圏で、中部・近畿の3大都市で9割を占める。今後は取り扱いエリアを福岡にも拡大する。家賃収入と売却によって利益を確保している。