全国から加盟店約250名が参加
賃貸管理を行うクラスコ(石川県金沢市)が展開し330店が加盟する賃貸リノベーションブランド『Renotta(リノッタ)』では、昨年12月16日に『Renotta Awards (リノッタ・アワード)2016』を開催した。
映画館のシアターを借り切って開催した今回は、全国から約250名が参加。
表彰式をはじめ、本部の新事業紹介、加盟店の取り組みと成果、全国の成功事例などを共有した。
今回は9つの賞を用意。
「スピードオーダー」「家賃アップ」「ベストスタイル」「ベストフォト」「ベストプロモーション」は各1社、「営業マン個人別売上部門」「営業マン個人別件数部門」は上位3人、「件数ポイント部門」「管理戸数シェア部門」は各上位3社が表彰された。
件数ポイント部門の1位は遠州鉄道(静岡県浜松市)、管理戸数シェア部門の1位はさんらいず(大阪府摂津市)だった。
表彰式の他、クラスコの小村典弘社長が、同社の16年から17年に向けたビジョンについて発表。
「ブランディングで現在と理想のギャップを埋められる」と話す小村社長が、自社でコントロールできるメディア「OWSNED MEDIA」の成果をはじめ、40万超通りの組み合わせが可能な収納棚「シェルフリー」のような新商品、今回新たに不動産業に関わる業務を効率化するためのアプリ・システム群『crasco ReTech(クラスコリテック)』を紹介した。
なお、『Renotta Awards(リノッタ・アワード)』は事業の活性化を図るため、本部設立年の12年から毎年12月に全国大会を行っている。
今後も、同社ではリノベーションのノウハウを全国に広め、より多くの空室を長く愛される物件に変えることを目的とした全国リノベーションブランドの確立を図る。