最新IT技術で中古不動産流通を促進
その他|2016年10月06日
米国ZillowGroup招き基調講演
9月28日、都内で最新IT技術を活用した不動産ビジネスの現状と展望を探るイベント「CNET Japan Conference(シーネットジャパンカンファレンス)」が開催された。
主催はウェブメディア運営、イベント企画の朝日インタラクティブ(東京都千代田区)だ。
当日は176人が参加した。
基調講演には、米国の不動産検索サイトを運営するZillowGroup(ジローグループ)の担当ディレクターを招いた。
北米の不動産取引の流れや同社が提供する不動産情報システム『MLS』の役割、不動産テクノロジーの市場動向などを解説した。
講演会では、『Real Estate Tech(リアルエステートテック)で変わる国内の中古住宅流通市場の活性化』をテーマにリブセンス(東京都品川区)とトレジャーデータ(東京都千代田区)が各サービスを紹介。
また、ハウスコム(東京都港区)の田村穂社長、日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)の中山裕之氏なども登壇した。
加えて、三菱地所ハウスネット(東京都新宿区)が、9月から開始したスマートロックで空室を施錠することで、仲介会社のスタッフを伴わずに入居希望者だけで内見ができる『スマート内覧』についても講演をした。
賃貸仲介業務の効率化や、成約率を上げるための取り組みなど、今後の展望を語っていた。