家賃保証を行い子育て世帯に賃貸
北洋銀行(北海道札幌市)は、9月15日から「ほくよう既存住宅活性化ローン」の取り扱いを日本管理センター(以下、JPMC:東京都千代田区)と提携しスタートする。
ライフスタイルの変化によって生じる住み替えニーズに対応する。
子育てが終了し広くなった住居などをJPMCが借り上げ、家賃保証を行い、子育て世帯に賃貸する。
同ローンでは、所有者にリフォーム費用やサービス付き高齢者向け住宅への住み替え資金、賃貸アパートのリフォーム資金等を融資する。
住宅の担保価値や借主の収入ではなく、JPMCの家賃収入をベースに融資の検討を行うため、高齢者にとっても借りやすい仕組みにした。
借り入れ限度額は200万円以上3000万円以内で、期間は2年以上20年以内。
金利は2.175%(変動金利)。
今回のローンは、「空き家解体」「リバースモーゲージ」に続く第3弾。
地方銀行とサブリース会社が提携した空き家関連ローンは全国初だという。
北洋銀行では、今後も空き家対策、子育て支援に関するサポートを行っていく。