共用部のIoTで差別化
長谷工コーポレーション(東京都港区)は12日、電気通信サービスを行う西日本電信電話(以下、NTT西日本:大阪市)との共同実験の開始を発表。
IoT(モノのインターネット)を活用した賃貸マンションの実現に向けて検証を行う。
長谷工コーポレーションが施工するマンションの設備に、NTT西日本の持つ情報通信技術を連動させる。
共用部の宅配ボックスやデジタルサイネージに顔認証や通知機能を付けて、入居者の利便性向上を図る。
宅配ボックスに荷物が届いた際、入居者の帰宅時に共用部のサイネージ画面でメッセージを表示するなどのサービスを行う。
実証実験は2018年12月~19年3月末までを予定しており、場所は千葉県市川市に立つ長谷工コーポレーションが所有する社宅にて実施する。