ALSOKは昨年11月から販売している高齢者向けホームセキュリティ「ALSOKシルバーパック」に加えて、クリクラのウォーターサーバーにALSOKのセンサーを設置する「見守り情報配信サービス」を提供する。
見守り情報配信サービスは、ウォーターサーバーに取り付けたセンサーが水を飲む生活リズムをもとに日々の動きを感知し、設定した時間内に検知しない場合、離れて生活する家族などにメールが届く仕組み。また、ナックの顧客のうち希望者を対象に無料防災診断チェックも行う予定。警備会社が既存の商品にセンサーを設置して見守りサービスを提供するのは日本初の試みだという。10月1日から販売を開始し、当面は神奈川県内に販売エリアを限定して試行運用し、その後段階的に全国にエリアを拡大していく。
ナックでは、クリクラに見守り情報配信サービスをセットした商品を基本料金月額5008円、宅配水ボトル1本1260円(12リットル)で展開する予定。高齢者向け市場を開拓する上での切り口の一つとして展開していく。
両社では、5000円のキャッシュバックと宅配水ボトル2本を無料で提供する特典を用意している。