エース損害保険(東京都目黒区)は、賃貸住宅入居者の自殺・孤独死などによる損害を補償「オーナーズ・セーフティ」の販売を開始した。
同社は2010年に入居者の自殺、犯罪死、孤独死が発生した場合に管理会社が家主に支払う見舞金費用を補償する「賃貸管理リスクガード」を発売していた。
「オーナーズ・セーフティ」は、管理会社にではなく、家主に直接保険金を支払う。
補償の対象になるのは、入居者の自殺、犯罪死、孤独死により、家賃収入が減少した場合、敷金を超える原状回復費用の支出があった場合、遺品整理費用等の事故対応費用を支出した場合、再発防止のために防犯カメラを設置した場合などとなる。