大阪市内を中心に賃貸マンション建設を手掛ける信和建設(大阪府大阪市)は、このたび淀川区十三本町に新社屋を完成させた。2月1日には落成記念パーティーを開催した。威勢の良い和太鼓の演奏で幕を開けたパーティーには、オーナーや取引企業、銀行関係者など、およそ200名が列席した。
会の冒頭、前田裕幸社長は、「当社は、昭和34年に先々代が斉藤工務店の屋号でこの地で創業しました。わたしの代で再び創業の地に戻ってきたことを嬉しく思います」と語った。
また、来賓の挨拶では、十三信用金庫の理事長、南博氏が壇上に立ち、「信和建設とは創業時からのお付き合い。大きく発展してまた戻ってこられました。これまで苦労もあったかと思いますが、新社屋をみて驚きました。近代建設の粋を極めた建物」と語った。
また、当日は、本社の4~10階にオープンする賃貸マンションと3階の貸し会議室の内覧会も合わせて行われた。9階フロアの12戸は、漆喰や無垢材を利用した無添加仕様で、多くの見学者でにぎわった。
2月8日よりおよそ100名の社員が、新社屋で業務に当たる。
信和建設は1959年会社設立。資本金7000万円。地主への土地活用提案に注力しており、「ドルチェヴィータ」のブランド名で企画・開発も行う。温泉付きマンションなどユニークな物件も手がけている。