積水ハウス(大阪府大阪市)は、全国の5工場に、合計6.5MW(メガワット)の太陽光発電システムを設置することを決定した。同社のすべての生産工場にメガソーラーを設置し、2012年度中に発電を開始する予定だ。
設備の投資総額は、24億8000万円。
年間発電量は600万kWhで、2億1300万円の売電収入を見込んでいる(40円/kWh"税別"で試算)。
最大規模となる関東工場(茨城県古河市)で予測される発電容量は、2400kWの予定。このほか、東北、静岡、兵庫、山口の工場で稼働させる。
これまでも積水ハウスは、環境配慮型住宅「グリーンファースト」を推進し、住宅における省エネ事業をリードしてきた。同社が太陽光発電システムを搭載した新築の戸建て住宅は、1万1222棟(2011年度)にのぼり、住宅向け発電事業では、着実に実績を積んでいる。