集合住宅のコミュニティ形成を支援するディグアウト(東京都中央区)は、大手予備校東進ハイスクールを運営するナガセ(東京都武蔵野市)と業務提携し、ナガセが提供する「東進こども英語塾」のカリキュラムを、大規模マンションの共用ルームで提供するサービスを開始する。賃貸マンションも対象となる。
同社は、サービス開始の背景についてつぎのように解説している。マンションの共用施設は会議室、宿泊施設などあるが利用率は高くない。一方で良好なコミュニティ形成は、ますます重視されるようになった。このため、住民同士の交流、物件の付加価値アップを目指したサービスが求められているとし、その一環として、「キッズ向け英会話」の提供を決めた。
「東進こども英会話塾」は、子供の好きな「セサミストリート」を題材にしたカリキュラム。子供が楽しみながら継続的に学べるという。全国で2万カ所の教室展開を目指している。指導対象は、3〜12歳。マンション内で行うため、送り迎えの負担がなく、マンション内の友達づくりにも役立つとしている。
「マンション住民のコミュニティ形成と、お子様の英語教育をクロスさせたサービスであり、われわれの知る限りでは業界初」(ディグアウト、長田昌之マネージャー)