大京グループの中でインテリア・リフォーム事業を行う大京エル・デザイン(東京都渋谷区)が賃貸マンションオーナー向けリノベーション事業を立ち上げた。
賃貸マンションを所有するオーナーに対し、専有部をリノベーションすることで付加価値を高めて入居を促進し、空室率を抑えることを目的としている。
最大の特徴はグループ会社との連携によるリノベーション工事にとどまらないトータルサービスの提案だ。賃料設定・リーシング・借り上げ・建物管理を行うほか、賃貸マンション経営に関する本格的なコンサルティング体制を整えた。賃貸管理業務部分は、大京グループ、大京リアルド(東京都渋谷区)が中心となって行う。リノベーションを行った住戸は、大京グループとサブリース(一括借り上げ)契約を行えば、月々の借り上げ賃料収入から工事費用の分割払い分が差し引かれ、オーナーは初期費用負担ゼロでリノベーション工事が実施できる。分割払い期間は最長3年を想定している。
4月10日(水)には第1回「賃貸リノベーションセミナー」を開催。築38年、100戸中46戸が空室だった物件を施工後4年以内で満室稼働に成功した事例を公開する。参加費は無料。時間は14時〜14時50分。個別相談会は14時50分〜15時30分。