今回のコラボレーションは、ルネスマンションFCの企画運営を展開するSIBからの働きかけによって実現した。
具体的にはヒーローライフカンパニーが展開する型枠一体型断熱材「エコライフボード」をルネスの逆張り工法に導入するというもの。
「実は、もともとヒーローマンションFC加盟店である龍華土建工業(大阪府八尾市)さんが、7年前にルネスマンションに加盟し、5年ほど前から両者の技術を融合したマンションをオーナーさまに提案し、建てていたことがきっかけです。お互いが協力することができれば、お互いの技術力を補完し合えると考えました」とSIBの星野一廣社長は話す。
今年2月に星野社長とヒーローライフカンパニーの日崎哲仁社長のトップ面談の場が持たれ、意気投合し、話を進めてきた。
ダイフクルネスとSIBでは6月11日に開催したルネスマンションFC加盟店向けの「トップ交流会」で、今回のヒーローライフカンパニーとのコラボレーションについて発表。参加した加盟店からは、好評だったという。
ヒーローライフカンパニーの日崎社長も「ますます競合が激化する中、お互いが補完し合うことで、両者の加盟企業である地場ゼネコンのためになることが重要であり、本当の意味で変化が求められる時代なのです」と話す。
6月12日現在、ヒーローマンションFCは65社、ルネスマンションFCは53社。今後、双方のFCグループ間で勉強会の実施なども検討する。