アットホーム(東京都大田区)は、2012年度の首都圏における賃貸住宅の定期借家物件の登録・成約状況の調査結果を発表した。調査対象のデータは、アットホーム全国不動産情報ネットワークに登録された首都圏の居住用賃貸物件情報を利用。
調査結果では、主な傾向として、定期借家物件登録数は前年度比0・1%増の9万5770件(内訳:マンション同0・2%増、アパート同9・5%増、一戸建て同15・1%減)だった。成約数は、前年度比9・1%減の6850件(マンション同10・3%減の3983件、アパート同4・3%減の2001件、1戸建て同13・9%減の866件)。成約物件のうち、種目別では、マンションが58・2%と最も多く、次いでアパート29・2%と続く。エリア別では、東京23区が44・4%でトップ、次いで神奈川県が33・9%だった。種目では、「マンション」が23区トップとなっているが、「アパート」は神奈川県が過半数の51・7%、一戸建ても40・5%と最も多かった。