日本不動産経営協会(JRMA、以下ジャルマ)は、7月13日、毎月恒例の定例会を開催した。49名が参加した。
第一部では、大阪府でサービス付き高齢者向け住宅を建築した会員が現状報告を行った。経験から学んだ建築・運営上で気を付けるポイントについても説明があったという。
第二部では、シティユーワ法律事務所(東京都千代田区)の田中秀幸弁護士が登壇し、賃貸経営に関する身近なトラブルを題材に「こういう場合はどうしたらいいか?」「実際に経験した場合、どのように対処したか?」と呼びかけ、会員がコメントをするトークセッション形式の勉強会を行った。原状回復や滞納問題、訴訟問題などテーマは多岐に渡ったという。
同会の杉本辰弥代表は、「このような双方向型の勉強会は今回初めて企画しました。会員からは活発に発言があり、当初予定していた内容の半分で時間切れになってしまいました」と話すほどの盛況ぶりだった。