24時間365日緊急駆け付けサービスを提供するシード・コーポレーション(本社:福岡県福岡市)は、全取引企業を対象に、サービス内容を拡張する。新サービス名は、「でんワンSYSTEM」。
これまで、同社のコールセンターで受け付けた内容や履歴は、ファックスやメールで送っていたが、今後、Web上で一覧表示できるようにする。9月1日から、1500社1800店舗の取引企業に対し、切り替えを行う。
一覧表示では、対応履歴を掲載し、どんな電話が多いのか一目で分かるようにするだけでなく、入居者別検索、物件別検索機能もつけた。また、コールセンターに電話をかけた会員(入居者)の年齢や職業も分析可能。マーケティング資料としても役立つ。このほか、店舗ごとの付帯率や担当者別獲得件数も一目で確認可能に。さらにワンクリックで、オーナー用の提案資料にカスタマイズできる機能もつけており、管理拡大を考える管理会社のニーズに応えた。
同社の鈴木順子社長は、今回のバージョンアップに際し、「いつ、誰が、どのような連絡をし、さらにいつ、誰が、どのように対応したのかをリアルタイムで公開することは、緊急駆け付けサービスに真摯に取り組む弊社の姿勢を表すことと同じだと考えます。対応の透明性を高めることで、取引き企業とさらに近い存在になれたらと思います」と意気込みを語った。