シノケングループ(福岡県福岡市)は7月31日の取締役会で、同社連結子会社であるシノケンアメニティがマンション管理会社のビル・サービス迦葉(以下、BSK、東京都杉並区)の全株式を取得することを決議した。同グループでは賃貸管理物件数が約1万4000戸に至るまで拡大。一方、BSKは、ファミリー向けマンションを対象としたマンション管理事業を約500戸受託。これまでシノケンアメニティは投資用マンションに特化した管理事業を行ってきたが、BSKの株式取得でマンション管理市場への本格参入が可能になり、将来的な事業規模および顧客層の拡大につながるものと考えているという。