都内では初、個性的な4物件の再生提案
東京都豊島区は、3月6~8日にかけ、「リノベーションスクール@豊島区」を開催した。
これまで、北九州、和歌山、山形、鳥取などで行われてきたが、東京都内が舞台になるのは初。
大正大学のキャンパス内で行われた。
今回は、豊島区内に実在する遊休不動産4物件のリノベーション提案を行う事業計画コースが4ユニットに分かれ、1物件ずつの活用を提案。
セルフリノベーションコースは対象となった物件を参加者たちが講師とともにリノベーションしていくというもの。
計5ユニットの参加者が物件と対面し、街を活性化する可能性に向け真摯に取り組んだ。
初日の6日は、対象となる物件の見学と周辺の町歩きを行った。
また講師陣による講演である「ライブアクト」も実施した。
最終日となる8日は、遊休不動産のオーナーに向け、参加者が3日間の成果をプレゼンテーションした。
外国人観光客を狙った滞在施設や、助産院とカフェを併設したコミュニティー型複合施設など、物件の特徴や歴史を生かした発表に会場も聞き入った。