家具セレクトショップとコラボ
日本ペイント(大阪府大阪市)が展開する住宅内装用塗料ブランドROOM BLOOM(ルームブルーム)が、塗装で仕上げた賃貸住宅の内覧会を開催した。
JR阪和線鳳駅から徒歩15分の場所に立つ賃貸マンション「アピアランス平岡」301号室を使用し、3月13~15日の3日間行われた。
会場には賃貸オーナーなど約50人の来場者が訪れた。
建物は築26年で総戸数は14戸。
オーナーが昨年9月に購入した時点で7戸が空室だったという。
そこで、共用部・専有部共に大規模修繕を行い、そのうち1室をROOM BLOOMの企画により室内の塗装を行った。
301号室は約70㎡。
元々3LDKタイプだったが、スケルトンにして配管もすべて交換され、2LDKの居室として生まれ変わった。
改装工事後に壁面塗装は行われた。
「改修工事を行った他の6室がポップな印象だったので、中間色を採用し落ち着いた空間づくりを目指した」と藤田恭子氏は話している。
オーナーのオーダーもあり、ターゲットは新婚夫婦や小さな子供がいる子育て世帯を想定したという。
また、家具インテリアのセレクトショップ「cubic style(キュービックスタイル)」がインテリアの企画を担当した。
当日は、不動産会社の紹介で入居希望者も内見に訪れた。
301号室は当面モデルルームとして使用することが検討されているため今のところ募集対象にはなっていないが、内見顧客は他の居室に入居申し込みを行ったという。