日本マンスリーマンション協会(東京都港区)は、家具・家電付き賃貸物件情報検索サイトを6月24日から本格的に稼働する。
5月中旬にプレオープンした同サイトは、それまでの仲介業者向けからエンドユーザー向けにモデルチェンジした。
「長期出張の際に使用する家電は、期間が限定的ですから購入せずにリースで賄おうという人が増えています。他にも留学生が増加していることや、リースのニーズの増加など、家具・家電付き物件を望む声が増加しているようです」(野呂公平氏)
協会は、年々需要が高まる家具付き物件の供給を促進し、ネットワークを確立していく考え。現在のサイトでは、約5000戸の物件情報を掲載している。
サイトを介することで、家具などの仕入れコストの軽減を目指す。今後、家具や家電に家財保険を適用できるように進めるなど、スケールメリットを生かした展開を予定している。
24日に開催される協会の大会で新サービスの勉強会を行う。当日の勉強会には会員以外の不動産会社も参加可能。現在の加盟企業は57社。