開始10カ月で累計20億円突破
ラッキーバンク・インベストメント(東京都中央区)は9月21日、昨年12月から行っている不動産特化型ソーシャルレディングサービス「Lucky Bank(ラッキーバンク)」の第54号ローンファンドまでの募集が完了、累計募集金額が20億円を突破したことを発表した。
銀行預金の低金利化や、ギリシャや中国などの諸外国の経済状況が不安定な一方で、2020年オリンピックやアベノミクスなどの影響で活気づいている、日本の不動産市場に対する安心感が高まっていることが募集が好調な要因だ。
小額投資ができるため、投資初心者からの注目も高い。
9月現在の登録会員数は約1000名。
全体の13・1%は20代と、若年層からの人気も高く、年収も500万円が49・03%、700万円が24・36%と、一般平均年収層が大半を占めている。
同サービスはインターネットを通じて投資家と事業者をマッチングさせるもの。
同社では不動産プロジェクトに特化し募集を行い、集めた資金を不動産事業者に貸し付けている。
出資者には毎月、収益が分配される。