地方創生と住宅ストックの有効活用がテーマ
(公社)全国賃貸住宅経営者協会連合会(略称・ちんたい協会、事務局:東京都中央区)は、11月18日に同事務局セミナールームで、「プレミアムセミナー2015 地方創生と住宅ストックの有効活用」を行った。
当日は、賃貸住宅関係者の他、自治体職員、有識者など、184名が参加した。
基調講演では石破茂地方創生・国家戦略特別区域担当大臣が登壇。
「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」に触れて、地方創生をめぐる現状認識として、人口減少に歯止めがかかっていない、東京一極集中が加速、地方経済と大都市経済で格差が存在という3つの問題点を指摘。
地方居住の推進、働き方など地方の特性に応じた対策、地域連携・官民連携・政策間連携を通じ地域経済を支えるサービス業の生産性向上とともに地域価値の向上を図ることが必要だと話した。
同セミナーでは、石破大臣の他に、国交省、厚労省、内閣府の担当者が登壇。
それぞれ空き家対策や、ひとり親家族や高齢者、障害者、生活保護受給者、被災者などの入居支援等について国の施策を中心に解説した。