ネット上の公開情報対象にAIが瞬時に判断
ITサービスのリーウェイズ(東京都渋谷区)が3月28日、不動産会社向けのサービス『Gate.Screening(ゲートスクリーニング)』の提供を開始した。
同社は5000万件のビッグデータから、投資不動産の10年以上先の利回りまで予測できるウェブサイト『Gate.(ゲート)』を運営している。
ユーザーが主に立地や築年数、表面利回りなどの条件を入力すると、同サイトに登録している不動産情報の中から希望に沿う物件が調べられる。
今回の新サービスは、レインズなどインターネット上で公開されている数多くの投資物件情報から、まとめて利回りなどを予測できる。
これまで、顧客が求める条件に応じて、1件ずつ調べていた。
時間をかけずに希望に沿った物件候補を挙げることができるため、不動産会社の業務効率につなげられるのが特徴。
利用料は1年契約で月々12万円から。
4月中に問い合わせれば割引するキャンペーンを行う。
同社の伊藤辰也氏は「年間100社の契約が目標」と話した。