九州でのブランドを統一
2万900戸を管理する明和不動産管理(熊本市)は1日、グループ企業のタイムリーリーシング(以下、TL:鹿児島市)を吸収合併したと発表した。
2015年5月にTLをグループ化したが、鹿児島に別途出店していた明和不動産と、TLの2社名での展開になっていた。今回の合併では、TLの賃貸事業・売買部門を明和不動産に事業譲渡し、賃貸管理会社として残ったTLを明和不動産管理が吸収した。
今後は、仲介担当の明和不動産と管理を受け持つ明和不動産管理の2社体制でサービス展開し、これまで事業会社ごとに異なっていたサービス内容も統一することで、明和不動産のブランドを広げていく。同社は「九州新幹線のラインである、福岡、熊本、鹿児島でのビジネスを強化していく」と話した。