現状回復費用の上限額引き上げ
日本少額短期保険(大阪市)は1日、従来の孤独死に対応する補償を拡充した。補償額は既存のサービスの倍にあたる100万円が基本だ。
拡充する商品は『みんなの部屋保険G3』。2014年に発売した既存商品『みんなの部屋保険G2』よりも主に孤独死の原状回復費の補償額が多い。期間が2年、1万4000円~2万7000円の一般的なコースでG2は50万円だったがG3は同額で100万円の補償だ。
同社は業界に先駆けて日本の社会問題にもなっている孤独死に対応する保険サービスの提供を行ってきた。事案を重ねる中で、管理会社やオーナーからより高い補償を求める声が上がったことから、今回のサービス拡充に至った。
その他、エアコン、給湯器、温水洗浄便座、浴室乾燥機などから発生した事故の補償や雨漏りによる家財の損害の補償も付随している。