国家資格化視野 5万人到達見込む
一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会(東京都中央区)が主催している民間資格「賃貸不動産経営管理士」の取得試験が19日、全国36会場11地域で一斉に行われ、過去最高の1万6624人が筆記試験に臨んだ。申し込みベースでは前年に比べ3670人増えた。
昨年国交省が改正した管理会社登録制度の登録要件が「実務経験6年以上、もしくは一社につき1人の管理士を設置すること」と厳しくなったことが全体の受験者数を押し上げた。
今回の受験を終えれば、累計の資格保有者数が国家資格化の目安とされる5万人を超える見込み。到達すれば国への強い訴求材料となりそうだ。