IT重説や管理システムと連携図る
ユーミーらいふグループで約3500戸を管理する湘南らいふ管理(神奈川県藤沢市)は2018年1月からドキュサイン・ジャパン(東京都港区)と提携し、入居や家賃債務保証の申し込みを電子化する。コンプライアンス的に問題がなければ、家賃債務保証の契約も同時に済むようにしていく。
手順としては、入居希望者のメールアドレスにURLを送信。入居希望者はURLから『DocuSign(ドキュサイン)』の専用ページを開き、名前や住所を入力する。その情報が管理会社と家賃債務保証会社に送られる仕組みで、家賃債務保証会社は申込者の情報を基に審査を行う。現状では入居と家賃債務保証の申込書それぞれに記入が必要で、さらに審査結果後の契約書も別途、記入しなければいけなかった。管理会社としても書類のやり取りに時間がかかったり、回収漏れによって契約が成立していなかったりしたため、電子化によって業務効率化になる。