レンタルスペースの入退室管理
会議室やワークスペースのシェアリングサービスを行うスペイシー(東京都港区)は13日、顔認証AI(人工知能)を搭載した『スペイシーパス』の導入開始を発表した。事前に顔写真を登録すると、タブレット端末に顔を近づけるだけでドアの解錠や入退室管理、店舗での支払いが可能になる。同社が運営するワークスペース、スペイシーコーヒー店舗の全6カ所で導入した。
同社は貸会議室の運営や、飲食店のアイドルタイムを活用したワークスペースの提供に取り組んできたが、不特定多数の人が出入りするためセキュリティーの向上が課題となっていた。『スペイシーパス』を導入することで顔認証による個人の特定や、入退室情報の管理が適切に行えるようになると見る。