各社、18年度入社式を開催
4月に入り、2018年度の入社式が各社で相次ぎ開催され、賃貸住宅業界の未来を担う若者たちが社会人としての一歩を踏み出した。
大東建託グループは2日、大東建託(東京都港区)、大東建託リーシング、大東建託パートナーズの主要3社合同の入社式をグランドプリンスホテル新高輪で行った。
18年度は3社合計で566人が入社。式典では、大東建託の熊切直美社長が祝辞を述べた。「来年は創業45年目の節目の年を迎える。この間、賃貸住宅の着工シェアで業界トップの企業に成長したが、さらなる発展に向けて、新入社員には大いに期待している。希望と不安が入り混じっていると思うが、焦らず、人間としても社会人としても大きく成長してほしい」と、グループの将来を託される若者たちにエールを送った。
また、入社にあたり守ってほしいこととして、当たり前のことをできるまでしっかりと行う「凡事徹底」の精神、仕事のやり方はマニュアルで覚えるのではなく、自分なりに考え、分からなければ率直に聞く、1カ月に5冊は本を読む、という3カ条を挙げ、「インターネットだけでなく、活字を通じて得られる知識は奥が深い。若いうちに知識を吸収してほしい」と語った。