ホームパーティーなどに空室を利用
不動産フランチャイズ事業を展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は4月20日、空室・空き家の時間貸しレンタルスペースサービス『タイムルーム』について、首都圏で初めてサービスを開始したと発表した。
同日サービス開始となったのは、千葉県船橋市内の1R(23.75㎡)の物件で、1時間当たりの利用料金は税込み790円。6人まで利用可能。開始直後から利用予約も順調という。
2月に開始した同サービスは、オーナーが所有する物件の空室を時間単位でレンタルする。利用者は専用のスマートフォンサイトから予約し、さまざまな用途で空室を使うことができる。
現在はマンションの居室タイプ、会議室タイプ、ラウンジタイプなどがある。ホームパーティーや企業のレクリエーション、ママ友ランチ、サークルのミーティングなどに利用されており、リピートも増えている。
サービス開始以来、不動産会社やオーナー向けの説明会を東京や大阪で行っており、利活用方法についての問い合わせも多いという。担当者は「首都圏は人口に比例して多数の利用者が見込まれる。これまでの利用状況を見ると、想定以上に利用方法も幅広く、潜在的なニーズは大きい」としている。