全居室角部屋で差別化
大和ハウス工業(大阪市)は19日、雁行型賃貸住宅商品『セジュール キューヴ―Ⅱ』『セジュールオッツ キューヴ―Ⅲ』を発売した。1辺約3.6mのキューブ型(立方体)の基本ユニットを、斜めにずらして雁行型に配置。建物の凹凸が特徴的な外観デザインとなり、境界線に対して45度傾けて建てることで敷地を有効活用できる。
境界線に対して角度を設けて建てることで、居室開口部までに必要な採光スペースを確保しながら、建物の凸部分を張り出した設計ができる。全居室が角部屋にでき、開口部を2方向に設けられ、彩光や通風の確保もしやすい。外壁に囲まれる三角状の部分にプライベート性の高い庭や、2階のバルコニーを設けることも可能だ。
間取りは2LDKを標準設計とし、20~30代の共働き世帯の入居を想定。同時に洗濯ステーションなど家事の時間短縮のサポート、シンク側に収納を設けた『ポケットカウンター付キッチン』など片づけやすさのサポートなどの提案も行う。