保証会社の審査担当に自動送信
ミリーヴグループの明和不動産(熊本市)は1日から明和不動産管理(熊本市)の賃貸管理物件を対象に、電子署名『DocuSign(ドキュサイン)』を利用した入居申し込み、審査手続きを開始した。アパマンショップ熊本駅店(熊本市)で同サービスを開始し、7月以降、賃貸仲介店舗全店に同サービスを導入予定だ。
従来、物件申し込みの際は入居申込書と保証会社申込書への必要事項の記入と署名、身分証の写しが必要だが、同サービスの導入により、店頭のタブレット端末で情報の入力と電子署名を行い、身分証も写真をアップロードするだけで申し込みが完了する。
保証会社申込書の情報は、提携保証会社のオリエントコーポレーション(東京都千代田区)に自動送信される。従来の書面をファクスで送信する手間を省き、迅速な審査対応ができる。紙ベースで記入していた希望条件などのヒアリングシートもタブレット端末への入力に切り替え、来店から申し込みまでペーパーレス化できる。
今後は賃貸借契約手続きについても電子署名を利用したサービスの導入を視野に入れ、入居手続きのデジタル化を進めていく。