住戸を改修、子ども向けの遊び場に
マンション・ビル管理や賃貸経営代行を展開する東京ディフェンス(東京都品川区)は、同社が管理する賃貸住宅『パティオ久が原』(東京都大田区)の1階エントランス部の住戸を共用部に改修し、コモンスペース『AGITO』(アジト)として開設した。企画・設計監理は、既存建物再生を手掛けるブルースタジオ(東京都中野区)が行い、両社の共同開発として立ち上げた。
AGITOのコンセプトは「子どものための多世代交流基地」。若い子育て世代が多い入居者の子どもたちが日常的に楽しく使える遊び場、その親同士も交流できるコミュニティーの場として企画した。
内装は円形をモチーフにし、キッチン、菜園、ゲーム、本棚、スタンプの各スペースを配置、癒やしの空間を演出している。利用は入居者に限られるが、入居者の立ち会いのもとに友人を呼んで利用するなどの使い方は可能だ。