全326戸で法人借り上げ需要に期待
大和ハウス工業(大阪市)が新潟市でリビングギャラリー(新潟市)と協業で開発してきた防災医療拠点機能を持つ複合高級賃貸住宅『ロイヤルパークスER万代』が8月25日に竣工した。
大和ハウス工業は、地域の防災拠点となる賃貸住宅を開発することで、企業の社会的責任を果たしていく。ERとは都市災害時に近隣住民の災害対策本部の役割を持つこと。『ロイヤルパークスER』シリーズとして愛知県名古屋市と北海道札幌市に続く3棟目として建設した。
屋上にはヘリコプターのホバリングスペースを設け、傷病者の搬送や、医者・看護師、物資の受け入れができる。隣接する小学校が災害時の避難場所に指定されているため、同マンションは避難した傷病者の応急手当てを行う「防災医療拠点」としてスペース、設備機器、医療品を提供する。