遊休不動産活性化で雇用創出
南海電気鉄道(大阪市)は3日、和歌山市と「リノベーションまちづくり」に関する連携協定を締結した。同市中心部の遊休不動産を再生・活用することで雇用や産業を創生し、地域価値の向上を図る。
同社では和歌山市内においての取り組みとして、2014年より地元の観光協会との共同で「加太さかな線プロジェクト」を実施しており、電鉄の加太エリアの交流人口拡大をテーマにした観光路線化を目指している。この取り組みを推進するため、和歌山市と連携したリノベーション街づくりを通じて市内中心部の遊休不動産の流通を図る。加太線沿線や和歌山市駅周辺エリアの魅力を創出し、沿線人口の増加を見込んでいる。