初の意見交換会も
愛知県宅地建物取引業協会(名古屋市)は4日、不動産会社や家主を対象にした賃貸管理業実務セミナーを開催し、274人が参加した。
冒頭で二村伝治副会長は、経営管理士の受験者が1万8000人超えと受講者数が過去最多となり、主任者研修より上回ったことを伝えた。
会員6154社の管理戸数を合わせると380万戸となり、本紙が発表した管理戸数ランキングの大手6社を上回る数となることに触れ「戸数の維持ならびに拡大をして反映につなげたい」と意気込みを話した。
弁護士によるセミナーも繰り広げられた。1講座目は弁護士法人ALG&Associates(エーエルジーアンドアソシエイツ)の家永勲氏が「迫る2020年民法改正!賃貸借契約・管理に与える影響と実務対応」と題し、改正される経緯や改正点、準備しておくことなどを解説した。