印ホテル、日本で賃貸参入

その他|2019年02月25日

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都心部の物件を借り上げ短期貸し

インドのホテル運営会社OYO(オヨ)がヤフー(東京都千代田区)と合弁会社OYOTECHNOLOGY&HOSPITALITYJAPAN(オヨテクノロジー&ホスピタリティジャパン:同)を設立し、日本の賃貸住宅事業に参入する。
3月上旬に、初期費用が発生せず、試し住みや短期居住ができる賃貸住宅『OYOLIFE(オヨライフ)』の提供を開始。
3月末までに都内で1000戸供給を目指し、家主に物件借り上げを積極的に提案している。

OYOは2013年に創業したインド発のベンチャー企業だ。
ITを活用した不動産経営を世界8カ国で展開しており、インドで15万室、中国で25万室のホテル運営などを手掛ける。宿泊需給やイベント開催日程、天候などを人工知能で分析し、宿泊料金を調整することで収益最大化を図ってきた。
15年にソフトバンクグループから約100億円の出資を受けた。さらに18年9月にはソフトバンク・ビジョン・ファンドが中心となって約1000億円を調達している。

日本では、供給過多の賃貸住宅市場が、ホテル事業より市場が大きい半面、IT化が進んでおらず、インターネット販売でのシェア獲得に適していると判断し参入を決めた。

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