集合住宅の認定促進が課題
国土交通省は3月27日、第5回『長期優良住宅制度のあり方に関する検討会』を開催した。
2009年6月に、長期優良住宅の普及促進に関する法律が施行され10年がたつことから、これまでの運用実績に対する評価や課題を整理し、制度のさらなる普及促進を図る。
まずは住宅性能表示制度と長期優良住宅制度の一体的な運用について、課題を挙げ意見交換をした。
一体的な運用に関しては、申請から認定までの期間が短縮できることからも必要と考える。
長期優良住宅制度の審査体制は現在、登録住宅性能評価機関と所管行政庁の2段階審査になっている。
これを、住宅性能表示制度の中で、長期優良住宅相当と評価できるようにすることが可能かが論点になった。