低家賃に住み替え進む
商品|2020年05月18日
「所得が減るため安い家賃の部屋に住み替えたい」。コロナ禍でこうした転居ニーズが首都圏で増えつつある。家賃が低い賃貸住宅や入居初期費用が安価なシェアハウスに4月以降、問い合わせが増えている。今まで借り手がつきにくかった物件なども受け皿として活用が見込まれる。
収入減恐れ転居ニーズじわり
約6000戸のシェアハウスを運営するオークハウス(東京都渋谷区)はコロナ禍の支援策として、家賃減額キャンペーンを開始。5月11日までに問い合わせは260件あり、内覧100件、申し込み80件が来ている。
キャンペーン家賃価格は月額3万9000円で、最大3カ月間適用。キャンペーン対応部屋数は12日時点で約100室となっている。