「レンタカー事業は不況のときに強い」。こう話すのは、24時間稼働可能の無人レンタカーフランチャイズ(以下、FC)を展開するバリューアップの堤正人社長。同社は2018年よりFC展開を開始し、現在は直営2店舗・FC10店舗を運営している。ウィズコロナ時代の成長のカギを握るのは、地主の土地活用を通じた店舗拡大だと堤社長は話す。
地域密着型の「非対面」「24時間稼働」がニーズをつかむ
―新型コロナウイルスによって、レンタカー業界を取り巻く環境も大きく変わったと思いますが、いかがでしょうか。
大きく二つの事象が出てきています。一つはウイルス感染を避けるために、公共交通機関ではなく自動車を利用する人が増えたということ。これはレンタカー業界にとってはプラスの影響になります。