水回り製品を手掛けるアサヒ衛陶(大阪市)は、トイレ・洗面・バスの機能をコンパクトにまとめたユニットバス『PICCOLA SANITARY UNIT(ピッコラサニタリーユニット)』を開発し、今冬より展開していく。
機能、デザインを重視したユニットバス
ユニットバス全体の内寸を1100㎜×1600㎜にまとめ、トイレ・洗面とシャワー・バスの間に仕切り戸を設けて空間を分離する。賃貸住宅やビジネスホテルに多い3点ユニットバスでは床濡れやコンセントの設置が難しいなどの課題があった。『ピッコラ』は機能性とデザイン性を重視しながら、小さい空間を有効に活用することで居住スペースを広く保つことにコンセプトを置いた。