賃貸仲介の収益力は何で決まるのか。さまざまな指標がある上に、業界として明確なモノサシがあるわけではない。そこで本紙は、賃貸仲介件数や内訳、単価をはじめとした各種指標を複数の地場企業にヒアリングした。最終回となる今回は福重設計、HOMEプロデューサーZERO、ハウジングプラザの3社を紹介する。
福重設計、売り上げの2割が賃貸仲介
住戸の改修でリーシングを強化
管理戸数608戸の福重設計(高知市)では、全体の売上高の中で賃貸仲介が25%を占める。構成比にして賃貸管理と同率2位と存在感は大きい。いずれも、構成比率が50%と最も高いリフォーム事業の次点に位置している。リフォームを強みに管理物件の競争力強化を図りながら賃貸仲介を行っている。