三井不動産販売(東京都新宿区)は、都心不動産コンサルティング事業「三井のリアルプラン」の中国語(簡体字)版ホームページを6月2日に開設した。
中国本土、台湾、香港など東アジアに在住する中国人富裕層向けに日本の売買用不動産情報を掲載する。
不動産情報ページでは東京のブランド住宅エリア紹介、プレミアムマンション特集を掲載。また購入・売却の流れや日中の不動産基礎知識の比較、日本の不動産にかかる税金などについても解説している。ユーザーは、中国語・英語での対応が可能な専用問い合わせフォーム・専用ダイヤルから物件へ問い合わせることができる。
また、ページの導入では日本の魅力や、中国人からみた日本不動産購入のメリットを紹介。さらに同社が日本国内で不動産売買仲介取り扱い件数トップクラスであること、東アジアで不動産開発実績があることなどもあわせて掲載している。
同社は1月に北京最大手の不動産仲介会社・北京鏈家房地産経紀有限公司(中国・北京)などと業務提携。対中国人ビジネスを本格的に開始する準備を整えた。4月には国際事業部を設置し、中国人スタッフ2人を採用。中国語と英語での対応を可能にした。
今回のホームページ開設で問い合わせ件数の増加を狙っている。