家賃債務保証のジェイリース(本社・大分県大分市)が首都圏で営業展開を始めた。東京、神奈川、千葉、埼玉県の営業の拠点となる首都圏統括部を9月12日に東京本社内に開設した。東京本社は以前に開設していたが、営業担当者を置き本格的に不動産会社への提案を始める。9月5日には群馬支店(高崎市あら町67―1)、長野支店(長野市南石堂町1282―16)を開設しており、全国展開に向けて営業拠点の拡大に力を入れている。
ジェイリースは2004年設立。大分を拠点に家賃債務保証を展開している。平成23年3月期(決算期の変更により7カ月間の業績)の売上高は6億5838万円、経常利益9163万円。大分を中心とした九州でシェア拡大を図ってきたが、昨年から本州での事業展開も開始した。2010年9月に新潟、11月には宇都宮にも支店を出店するなど、営業エリアの拡大に乗り出している。同社は株式の公開も視野に、今後も営業エリアを順次拡大していく考え。