ユニクロブランディング仕掛け人チェン氏登壇
一般社団法人HEAD研究会(東京都千代田区)は7月7日、同研究会の分科会である不動産マネジメントTF(タスクフォース)主催で、不動産管理の価値を考える「次世代不動産管理~ビシネス成功のヒントは他業界にある~」と題して、シンポジウムを開催した。
管理会社や家主、学生など約100名が参加した。
ゲストパネラーとして登壇したのは、シー・アイ・エー(東京都渋谷区)のシー・ユー・チェン会長とカンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(東京都港区)の穂積輝明会長。
司会役のコーディネーターには伊藤ひろたか横浜市市議会議員が務めた。
ユニクロや出光、青山フラワーマーケットなど数々の企業やプロジェクトのブランディングを手掛けたチェン会長は「あるべき姿と顧客体験価値がブランディングにとって重要」と持論を展開した。
2005年の創業以来国内に12店舗を運営する急成長ホテルチェーンを率い、カンデオホテルズ穂積会長は、「業界の常識にとらわれていないか、供給者側意識になっていないか。需要と供給のずれを察知したら素直に早く直すべき。ニーズが多様化し深くなってきているいまがチャンス。常にサービスを検証することが必要」と語った。
次回、11月2日に「未来の不動産管理会社の姿を占う」と題したイベントを予定している。