賃貸管理と建築をメーンに事業を展開するホームリーダー(神奈川県相模原市)は、相模原、町田エリアで3拠点を展開し、3060戸を管理する地域密着型の企業だ。1983年の創業当初は賃貸仲介を主力としながら地道に管理を受託。リーシングを強みに地元の有力な建築会社が建てた賃貸住宅を管理する流れを構築していった。2012年には子会社の建築会社を統合。現在は自社で工事を請け負う体制を整えている。菊池晴利社長に同社の強みと今後の展開について話を聞いた。
管理と建築の両輪で3060戸管理
建築会社を12年に統合 8年間で15棟180戸供給
―御社は相模原エリアを中心に事業を展開していますが、売り上げはどれくらいですか。
当社は建築を強みに管理事業を展開する管理会社です。年間売り上げ14億1000万円のうち、建築事業が6割、仲介を含む管理事業が4割を占め、建築と管理の2本柱となっています。2012年に子会社だった建築会社を統合し、自社で建築部を設けて以降、土地活用や建て替えがワンストップで行える体制になりました。統合して8年間で15棟180戸の賃貸住宅を着工し、その全てが管理受託につながっています。