家賃1.7万円Upで即決
2015年11月16日 | リノベーション
「ファミリー物件をDINKS向けにリノベーションし、家賃1万7000円アップで空き部屋4室を埋めることができました」と語るのは、H.P.M(愛知県豊川市)の八木裕児社長だ。
愛知県豊川市、築18年の同物件は最寄り駅から徒歩20分も離れていることから、
6戸中4戸が空室で、長いものでは1年も空いていた。
before
近所にスーパーや公園がなく不便な上、街灯が少なく夜が暗かったことから、
子育て世代ではなく、単身男性やDINKSに入居ターゲットを絞った。
コンセプトは「CAFE LIFE(カフェライフ)」。
大人がゆっくりくつろげる空間を演出した。
2DKだった間取りを1LDKに変えて、20畳の広いダイニングリビングを作った。
部屋の壁に沿うように備え付けた白くて長いカウンターには、
真っ赤な椅子を3脚並べている。
お気に入りのコーヒーを豆から挽いて飲んだり、読書をしたり、
ちょっとしたデスクワークをすることもできる。
after
畳だった奥の和室の床にはクッションタイルを敷き、
ダイニングには丈夫なフロアタイルを使用している。
4部屋のうち最も早く決まった部屋には入籍直前のカップルが入居した。
一緒に過ごせる広いダイニングが決め手になり、
パースを見て契約意思を固め、内覧当日に申し込みをした。
施工費は1部屋あたり200万円ほどで、
賃料は3万6000円から5万3000円になった。