3畳分のウォークインクロゼットでマリンスポーツを楽しむ入居者に対応
2014年05月15日 | リノベーション
築26年のRC造5階建てマンション「吉徳マンション」をリノベーションしたユースター(東京都品川区)。
1年間空室が続いた物件は、リノベーション後1週間で30代夫婦の申込みを得た。
東海道本線平塚駅から徒歩5分に立つ同マンション。
海にほど近く、サーフィンなどのスポーツを楽しむ人が多く住むエリアだ。
「ターゲットを20~30代の夫婦、カップルに据えました」と語る岡田繁社長は、コンセプトを「アクティブな人たちのための空間」とし、サーフボードなどの道具類をしまえる十分な収納を室内に確保した。
専有面積49.5㎡の部屋を2DKから1LDKに間取りを変更。
和室だった6畳のスペースをキッチンとつなげて広いリビングとし、
奥には約3畳分のウォークインクロゼットを設けた。
クロゼットには建具はつけず、約1mの開口部から出入りする作りになっている。
建具をつけないことで、大きな荷物の出し入れも簡単だ。
【クロゼットには右奥から入る】
床はブラウンのフローリングを採用。
室内に飛び出た梁にはダークブラウンのクロスを張り、シックな印象でまとめた一方、
アクセントとしてクロゼットとリビングの壁面には淡いピンクのクロスを張った。
【ブラウンのフローリング、ダークブラウンの梁、淡いピンクの壁面】
入居者は「広々としたウォークインクロゼットが気に入った」と部屋の印象を語る。
賃料は7万円から7万4000円にアップ。
工事費は約200万円。