築35年で相場より3万円高く成約
2017年05月08日 | リノベーション
2種類の床の張り方で空間を仕切る
東急田園都市線「三軒茶屋」駅前、人通りの多い商店街に面する築35年区分所有マンションの一室が相場より3万円高い賃料の11万円で成約した。
BEFORE
女性を対象に「素材と柄のミックス」をテーマにリノベーションしたのはタトデザイン(東京都渋谷区)だ。
もともと、この部屋は25.51㎡の広さがあるが、間取りが1DKで窮屈な印象だった。
そこで間取りをワンルームに変更。
床は、通常の張り方とヘリンボーン張りを使い分け、居室を壁で区切らずに空間を仕切り、部屋を広く見せる効果を生み出した。
「間仕切り壁がないため、バスルームとキッチンの位置を逆にすることで、玄関から入ってすぐにベッドが見えないようにした」(大山啓社長)
部屋に開放感を出すために、仕上げ材を撤去して天井高を2.3mに変更し、天井からクローゼットの間に収納スペースも確保。
また、商店街で夜も賑やかであるため、窓も二重サッシに変えて、プライバシーに配慮した。